城跡に建つ稲荷社に由緒碑には上和田城の記載がある。
2016年9月26日撮影
◆別名:
◆所在:
岡崎市羽根町西之郷
◆交通:
◆歴史:
羽根の地には羽根西城と羽根東城の二つの城があったと伝わる。
占部川対岸にある上和田城を支配していた大久保一族であったが、尾張の織田信秀が安城城を落とし、松平家に対する圧力を強めていく中、織田方に付いた佐々木城主の松平忠倫が上和田城を支配する事になり、本拠地を追われた大久保一族は、羽根の地へと退避する事になった。
その後、羽根の地に東西二城を築き、対織田の最前線で戦い続けるなど、松平宗家に忠誠を尽くしたと言われている。
◆現在:
城跡に建つ稲荷神社の南側が道路から一段高くなっている以外は、城の痕跡は残されていない。