細川御前田

(ほそかわおんまえだ)城

2017年5月2日撮影


◆別名:

 

◆所在:

岡崎市細川町上平

 

◆交通:

 

◆歴史:

足利義兼の三男である義氏は、母が北条家の出自であったため、承久の乱(1221年)が終わると、足利家の名跡を継いで東海道の要所である三河守護となり、東条城を本拠として三河の地を治め、吉良・今川家の祖となった。

 

義氏は足利一門の足利実国、義季の兄弟をこの地に移し、兄は近隣の仁木城を拠点とし、仁木実国を名乗り、弟の義季は細川の地を拠点として細川義季と名乗った。

 

この義季の子孫は後に管領細川家をなどを輩出し、その末裔である79代内閣総理大臣の細川護熙もこの地を訪れている。

 

◆現在:

細川家発祥の地だが、住宅地の中に土塁のような高まりがあり、その上に城址碑が立てられているのみである。